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闘茶って何? 

 

闘茶

 鎌倉時代末期、宋から「闘茶」という遊芸が公家、武士を中心に流行した。

 

この闘茶は、各産地のお茶を飲んで、本茶(栂尾のお茶)か非茶かを飲み分けて、勝敗を競う遊びである。

 

決った作法に則って行われ、時には多額の金品が景品にされる事もあり、賭博性を持つようになった。

 

闘茶の流行によって、お茶は一般庶民にまで広まり、日本文化に根付いていくきっかけになる。

 

その後、闘茶は、その賭博性が問題となり、ついには足利尊氏によって、取締りの対象になり、衰退の一途をたどる事になった。

 

しかし、闘茶は現在の茶歌舞伎に引き継がれている。

 

 

歴史語句

栂尾(とがのお)

栄西が栂尾高山寺の明恵上人に茶の木の種を贈り、その種を植えて、茶を作る事に成功した。その後、栂尾が茶の名産地となる。

 

足利尊氏(1305~58)

 室町幕府の初代将軍

 

茶歌舞伎

千家七事式の1つで、源流は闘茶にある。3種の茶を飲み、その種類や銘柄、産地などを当てる遊び。

美味しいお茶は美味しい水から