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座り方~茶道の作法~茶道部顧問がお勉強しました

 

「座り方」

座る時は着物を直さずに自然に座る。
着物を直さずに座る方が自然で美しい。着物を直さずに座る訓練が必要である。

座る時は背筋を伸ばす。両足の親指同士が重なるぐらいでその間にお尻を乗せる感覚。しかし個人差はあり、足が痺れないように座るのがベスト、私自身は足の指がほとんど重なるぐらいで座るのがベストだ。人によって足が痺れにくい座り方があるので、それを見つけるのが大事だと感じた。

膝は少し開けておく方が良い。開けすぎは問題になる。

見た目のかっこいい座り方と足を痺れさせない座り方がポイントになる。

 

座った時の手の位置は、両方の手を軽くそっと乗せて、膝の上にそっと置く。表千家は左手が上、裏千家は右手が上になる。流派によって多少の違いがある。


座る位置は畳のへりから、畳目16目(24センチ)で座る。これは決まりである。

「畳目16目で座る理由」
畳の内には茶器を置くので、畳目16目が丁度良い位置となる。

座り方と座る位置にも作法がある茶道、実に奥が深い。

茶の湯は水からこだわろう